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4/15/07 ビーチでくつろぐ夜
ハワイの冬の間はたまにプールに入るくらいで海には行っていなかった。今は、夏がそろそろ来たかな、、海へ行く日も近いかな、と自然に肌と頬に感じるのを待っている状態だ。夕方にカウチでくつろぎながらテレビを見ていると、サンセットオンザビーチの、映画のスクリーンを背にニュースの中継をしていた。ラナイから外を見ると良い感じに陽が傾きかけていた。2階で私の誕生日のために大々的に秘密に支度をしているリサに、ワイキキにサンセットを見に行く?と聞くと、すぐに行くと言った。陽が沈まないうちにと、2人であわてて支度をして出た。
まずはワイキキでサンセットを見に、ぶらぶらと歩いた。海の中に石の堤防があった。海まで歩いて立ち止まると、水をすぐ傍らに感じる事が出来る。いつも敬遠しているワイキキだが、なんともきれい。やはりハワイは良いなあと思いながら、新しいカメラで写真を撮った。その後、音楽の聞こえるスクリーンのに向かった。生バンドが丁度イーグルスのホテルカルフォルニアを歌っていた。あら良いじゃないと思いながら、海に近い砂の上に腰を下ろした。バンドが演奏を続け、あたりは暗くなり、星が見え始め、地平線は赤く染まり始めた。ハワイって素敵だなあ、、。リサにハワイで生まれて良かったね。私もハワイで暮らせて幸せと、伝えた。このように時を過ごしてしまうと、来年のパリなんてどうでも良くな ってしまう。6年間続けて行っていたヨーロッパを2年続けて止めた理由は、ハワイディスカバリーというのが理由にあった。改めて、大好きなハワイの素晴らしさを、ヨーロッパの1ヶ月以上にわたる旅行のため、今までたっぷりと体験できなかった夏に、思いっきりと味わいたいと思ったからだ。さて、こうして、夏の初めに、こうして星空の下で映画を見るのも良いなあ、、。と、大々的に夏到来宣言をした。しかし、この夜は風が強く、メインランドから来た半そでの人たちの横で、長袖を着ても、冷たくなってくる砂と風に冷やされた私の体はどうにもならず、面白いハッピーフートという映画を途中で退散しなければならなかった。リサに次回はもう少しカンファタブルに見えるように対策を立てようと計画をした。次はいつだろ� ��、、。
3/28/07 ウイスラースキー
新雪だ。ラッキーな私達。飛ばすリサは今年から安全の為にヘルメットを買った。
ビレッジにはまったく雪がなく雪国じゃないみたいで淋しかった。年々ティーンエイジャーに近づく娘。何を着ても様になる娘。たまに子供に見えないほどだ。
なんといいましょうか、、。難しい、、。びっくりしたけれどね。私もリサも。
外に出ていられるのは10秒だけ。寒い。ジャクジーに入ると、誰でも"あーあ"と言ってしまう。みんなが言うので新しい人が入ってくるたびに笑ってしまう。スキーにプールとジャクジーは必要条件になってしまった。あと、マッサージをスパですることも。
朝は暖炉の前で食べるが、食事自体はまあ悲しいものだったなあ、、。雰囲気だけは素晴らしい。
唯一の2人の写真。撮って貰った。
寝転がる天使。雪が降っていなければもっと遊べたのだけれど、とにかく雪が凄くてスロープの中で少しづつ遊んだ。カメラを出すのも大変。今年防水で、氷点下でも撮れるカメラを買った。
ゴンドラでスキーを脱ぎ、降りないでそのまま、わーっとスノウボールファイトの体勢になり、1時間ほど遊んだ。
世界最大の屋内劇場は何ですか?
ウイスラーから帰ってきた。やはり行って良かった。私の一番好きなスポーツのスキーにシーズン中に雪があるのにかかわらず行かないという事にどれだけストレスがかかっていたのかが判った。それは去年のクリスマスの事だ。今シーズンのウイスラーはここ何年かの悪夢のようなスキーシーズンと違い、雪がたくさんなあった。リチャードの予定がたたないことで私達の家族スキーのプランも立たず、結局極上の雪を逃した。リチャードはスキーも旅行もそれほど興味があるわけでもなく、行かなくてもOKなのだ。家族が行くなら行きたいというスタンスだから、旅行のプランに対する取り組み方も協力の仕方も私とは違う。結局旅行計画が進まず、 私にとっては行けなくなると言う悲しい結果になることがあるのだ。だから、結論に達したのは、これからは旅は私一人でも行く。リサが行きたければ2人で行く。という旅行計画にすることにした。
大体、昔から私が一人で旅行をしていたのも、友人達と旅の話をしている時に、友人は行きたい、行こうと言っても、私がそれをあてにしていると旅行の計画が進まなかったことにある。それは私の行きたいは行く確立98%で話しているのに、友人は25%くらいの確立で話していることが原因であることが思われる。
それがわかった私は、計画はリサと2人でどんどん進めて行くことにした。そして、来シーズンは12月と3月にスキーに行くことにした。これからそのスタンスで進める事にした。あまり行く気持ちのない人との旅行はやはりデザスターなのだと思う。
それで、ウイスラーだが、今回はリサと2人なのでゴンドラのそばのホテルに泊まった。パンパシフィックという日本の会社の持ち物だ。ここは立地が最高でゴンドラからあまりスキーを担がなくても良い。部屋からはゴンドラもスキーをしている人もプールとジャクジに入っている人も見え、色々と行なわれている催し物も見える。
一日目
夕方に到着をし、まずスキーを借りに行き、朝ごはんの調達と、何か美味しいものはないかとスーパーに出かけた。バンクーバーは平均的にアメリカよりも美味しいのでこうしてスーパーに行くのが楽しみだが、ゴンドラからは少し遠い。雪があればその美しい景色の中を歩くので、退屈しないが、春スキーは雪がないので少し殺伐とした感じで、道のりが余計に長く感じる。アメリカよりもチキンが美味しい。丸焼きがあったので私はそれを、リサはフライドチキンをディナーに買った。あとはグリークサラダも買った。(これが美味しかった。)そして、果物やシュークリームのデザートも買った。(これがものすごく美味しくて、12個くらい入っていたのに、2人でペロと食べてしまった。)10時にがんばって寝た。
2日目
3時間の時差があるので、あまり早くに起きれないと思ったが、私は興奮していたのか7時半に起床。リサは8時半まで起こさずに、キッチンでカナディアンベーコンと美味しい昨晩スーパーで買ったパン、スープを用意した。外ではもう早くにスキーに行きたい人がゴンドラで山に向かっていた。雪がぱらついていたが支度をして出かけた。とりあえず頂上のセブンスヘブンをめざしてブラッコムに出かけた。リサは去年よりもスピードが落ちた分、技術が上がった。私は彼女に行く方向を指示して、その後を着いて行く。ロッジで休憩をしてお昼にラザニア、ホットチョコレートなどを食べながら、ゆっくりとした。ここでハワイから来ている友人に電話をして、このロッジで待ち合わせをして一緒にスキーをした。という か、友人は個人レッスンを受けていて、彼女のハズバンドと、息子と滑る事になった。一緒にセブンスヘブンヘ行って、そこからブルーを滑った。頂上は晴れていればとても素晴らしく見晴らしが良い所なのだが、雪のため、それはなかった。残念。雪は重く、スキーが取られる。ここはグルームしていない所なので、みんなゆっくりと降りる。彼は子供のインストラクターで、スロープの端などを私と一緒に滑れるので面白い。リサと彼の息子を先に下ろして、私は彼の後を滑ったのが楽しかった。午後目一杯滑る。あとで電話をすると言いながら、部屋に戻って、ジャクジーとプールでのんびりとしてから、鼻と手が冷たいと言うリサの覆面と手袋を買いに出かけその後、部屋で軽く食事をしたら眠くなってしまいそのまま寝てしまっ� ��。
3日目
コネチカット州のどのように多くの河川です。
ウイスラー山からビレッジまでスキーで降りたいというリサの気持ちを、ブラッコムのワッフルと対決させたら、ワッフルが勝った。私もうれしい。またブラッコムで滑る。昼食をロッジで食べた。ここは小さな小屋で座る所を確保するのが大変だ。運良く窓際を確保した。ワッフルも30分待ちだった。隣に座った一人で滑っているモントリーオールから来た女性と話をしながら、ワッフルを頂いた。リサはストロベリーとブルーベリーのソースが嫌らしく、チョコとウイップクリームの所だけを食べていた。滑ってからスキーを預け、セカンドカップに向かった。1昨年とてもうまいギターリストがいて、リサも歌った場所だ。ここは窓 が大きく、外に雪が降っていると、雪の向こうに見えるビレッジとの景色がなんと見えなく美しい。この日も雪が降っていた。私はホットアップルソーダー、リサはホットチョコレートで暖炉のそばのテーブルに座り、リサは絵を描き、私はノートに"こうして、スキーの後に、暖炉の火を見ながら暖かいホットアップルサイダーを飲み、リサと2人で過ごす一時は、なんとも素晴らしいものなのだろう"と書き、外の雪を眺めた。この日はライブがない、ライブの或る日を聞き、のんびりしてから、プールとジャクジに向かった。
夜は友人達と日本食レストランへ鍋を囲みに行った。鍋を知らない友人達へ説明をしながら、スキーの話から子育て等、色々な話へ向かう。リサは彼らの息子が気になる見たいだが彼はdsをしていて、なかなかリサは話せない。彼に外を案内してもらえばと言うと乗り気のリサだったが、彼がいやだというので小さなデートの実現はしなかった。
4日目
今日もブラッコムへ行く。
クリスタルチェアで滑っていると頂上に着いたときに強風になった。下りる体制でいた私たちだが、リサに強風だから休もうと言い、クリスタルハットで休んでワッフルを注文する。これがなんとも大正解の選択。私のこれからのスキー人生を変える出来事となる。大袈裟に聞こえるが、大体人生を変えるのに何も大それたことは必要ないのだと思う。
窓の外は猛吹雪だ。小屋に入ってくる親子は全身雪まみれ、子供の体から小さな湯気が立ち上り、お父さんの体からは大きな湯気が出ている。思わず笑ってしまったが、そういえば、私たちが入ってきた時も、近くのテーブルのファミリーが私たちを見て笑っていたのを思い出した。私達も雪まみれで体からも湯気が出ていたのだろう。外は強風だしばらく小屋でのんびりと過ごすが、、窓からのぞくと、、チェアが止まってしまった。あら、チャアが強風で止まってしまった、、、。どうしよう、、、と、またのんびりと過ごす。
ここで今日は滑ろうと思ったのにチェアが止まってしまった。友人に電話でそれを告げ、何処が良いかサジェスチョンを聞く。一緒に滑ろうと2つ下のリフトで待ち合わせをする事にする。彼らは今ゴンドラに乗り出した所という遅い出だし組だ。しかし、これが結構長かった。長い滑りだったので落ち合って上がって滑り出した時は結構へとへとだった。去年より体力というか足力が落ちているかしら????
が、しかし、チェアが止まり、誰も上がってこなかったせいでスロープも誰も滑っていなく、その間雪がじゃかじゃか降ったせいで、なんと、そこにはさらさらふかふかのパウダーがあった、、、、、、、、、。滑り出した時はそこには私とリサしかいなかった。真っ白な山の中、降り続ける雪の音しか聞こえない静かな自然の中に2人きりだ。リサに見てごらん私たち2人きりよと。話す。なんとも素晴らしいひと時だろうか、、だからスキーは止められない。2人きりのスロープを滑る。落ち合い場所に出る前にグルームしていないブルーの斜面があった。リサにはどうかなと滑り始めると、雪が重くない。リサにこっちへおいでと言い。先に滑らせ、私はスロープの端を滑ると、なんとそこにはさらさらふかふかのパウダ ーがあった。英語で言うと I am floating effortlessly となる。スロープでこのような場所に出会えることはよほど運が良くないと無理だ。自然とウワーオと叫びだし、リサにパウダーパウダーと言い続けながらニコニコしながら滑り降りた。後になってリサはクリーム、と言い続けた。と、これが私のスキー人生を変える出来事の一つだ。このひと時だけ。もっとスキーに行こうということになった。
なぜ南極条約が形成された
午前中に滑っている私達は彼らと2本だけ滑ってから、ゴンドラに向かった。そこには、やはり降り積もったパウダーがあったので、スキーをはずし、雪合戦となった。ここで1時間ほど2人で雪と戯れた。ビレッジに雪がないのでここで遊んだのだ。ビレッジに戻り、プールとジャクジにゆっくりと入り、少し雨のビレッジを歩き、気に入っているピザ屋で早めに食事を済ませて、明日もあのパウダーをと願いながら早めに寝た。友人達にディナーを誘われたがこの日は断った。
5日目
さて、パウダーはなかった。がクリスタルハットで美味しいミートローフとリサはワッフル、チョコレートとウイップクリームたっぷりを食べた。少し落胆しながら、みぞれで駄目になってしまった雪を滑る。いやかなり落胆日だ。スパに行って、ディープティシューのマッサージを受ける。リサはマニキュアをしたいと言い、していいかどうかリチャードに電話で聞いていた。
6日目
ウイスラーで初めての晴天の日にメトロタウンという巨大なショッピングセンターとアジアンマーケットがコンプレックスになっている所で1泊過ごした。今回のスキー旅行は天気は最悪。筋力も落ちていた。でもあのパウダーがよかった。マッサージ師が最高だった。オーバーオール、素敵な休暇になった。今度はクリスマスに、1泊はやはりダウンタウンの方が良いかなという感想でした。11月に雪があれば即、クリスマスと春を予約する。スキーは一番好きなスポーツです。
2/20/07 忙しい
何が忙しいって、4つの旅行のプラン作りと4つの旅行の実行計画が私の机の上にごちゃごちゃと、、。要するにプランを作り出す時は、旅立つ日がずーと遠いので、良いなあと思ったサイトを適当にブックマークしたり、その辺の上に走り書きをしたりしている。気楽なのだ。楽しんでしているだけなので、全然まとめる気がないわけ。そして今、プラン実行間近になって、そういえばあれは良かったなあと思うサイトがどこにあるか分らず、走り書きも何処に埋もれているのか分らず、Googleに向かい、はじめの一歩と、又、プランと格闘しなければならない。その格闘も真っ白な白紙から始めるのなら、簡単なのだが、去年見てしまった気になるサイトに行きたくて、それを探したりと、、、まあ、、また時間がかかるわ� ��。
それにしても、ホテルを探していたはずなのに、気がつくと、美味しい情報を読んでいたり、ショッピングのページにいたり、ミケランジャロの彫刻を見ていたり、サイトのページ数が8ページに重なってしまい、見にくいったらない。それで、あれどれだっけと、前のページを探していると、ホテルのページが出てきて、あれ、ホテル探していたんだっけ、、でも今は興味ないなあ、、。なんて、ホテル探しをしていた時がまるで過去のことのように思えてくる。そして続けて、ミケランジャロを見ていて、しばらくすると、プバンスのサイトに行っていて、疲れて小休止をしようと手を休めると、あれ、何を調べていたんだっけ、、と、手元のたくさんの走り書きを見ながら、、、プランをしっかりさせるなら、この走� �書きを整理しなければいけないなあ、、、。と、やっと整理を始める、、。だから時間がかかるんだ。大体情報が多すぎ!これって良い事なのよね。でも他の事が出来なくなる、、。
そのようなことをしている最中、りさが友達に渡すのを忘れていたカードを探すために彼女のバックパックを開けると、たくさんのガラクタが出てきて、(まるで私の今の机の上)その片付けのためにリサを助け、なんでこんなに溜め込むのだろうと、不思議に思う。どうりで重いはず。
私には友人達に返信しなければならないメールもあるし、、。あーどうしよう。どうして旅のプラン作りをしている時は他のことに気持ちが向かないのだろう。ウイスラー、日本、ニューヨーク(これが危うし、来年のヨーロッパ1,2ヶ月に興味と時間を割かれ、なかなか進まない。)そして来年のヨーロッパ。さて、とりあえず、来月のウイスラーと夏の日本のプラン実行計画に本格的に取り込まないと、ヨーロッパはしばらくおあづけ。(出来るかな?)
2/9/07 リサの心
クリスマスあたりに2週間で10のパーティーに参加をし、食べ続け、4lb太ってしまい、それを取るのに約1ヶ月かかり、、。と、もうそのような事は過去の話になったが、、。来年はクリスマスあたりは雪があって、スキー場にエスケープ出来るようにしたいと思う。
プナホウのカーニバルでの出来事。
土曜は暗くなってから光り輝くカーニバルを見たいというので、夕方から出かけた。昨日は友人達と一緒だったのだが、今日は私とリサだけだ。だから乗り物も当然リサ一人で乗った。ミュージック何とかというのがあり、それは、大人3人、子供なら5人は乗れる椅子が円になって幾つも繋がっていて、段々と速度を増して回転していくもので、内側に座っていた人が遠心力でいやがおうにも外側にスライドしまい、外側にいる人はつぶされてしまうというものだ。リサはこれに一人で座り、バーを下ろしたのだが、混んでいるせいもあって、係りの人に14,5歳くらいの、スパイキーな頭の子と一緒になるように指示されてしまった。もちろん、体格の大きな男の子にリサが遠心力と� ��の体重でつぶされると危ないので、彼女が内側になり彼が外側になった。彼は外側の一番端に、リサは内側の端に離れて座った。回り始めは、リサは、動き出す前に降ろされる、自分の前のバーと内側になるバーにつかまり、なんとか、外側へ行かないように頑張っていた。が、何周か回って戻ってきた時にリサはあえなく彼のすぐ横にへばりついて私の目の前に出てきた。振り回されるように彼の横に座っているリサを見て、笑ってしまっている私だった。彼はバーを手で支えながら、リサの体制を保ってあげているように見えた。リサは彼の腕に支えながらも思いっきりと大きなミュージックの音とリズムに乗って振り回されていた。
終わって乗り物から降りてきて、どうだった?と聞く私に、小さな声で、"彼はとてもナイスだった。Are you OK?と、何度も乗っている間聞いてくれた。"
と、言った。ここから、この彼のことがよほど衝撃的というか、印象的だったらしく、一晩中、ポツン、ポツンと、彼女の感じた事を私に話して行った。ゲームをしながらもその間に、
"彼の頭はスパイキーだったけれど、良い人だった。"とか、"彼はとてもナイスだった。Are you OK?と、何度も乗っている間聞いてくれた。"
"スッタフドアニマルをくれると言った。
私"なんでもらわなかったの?"
リサ"いらないと言った。"
私"でも、要らないと言って正解だったのじゃない?もらう理由はないから。"
リサ"なんでくれると言ったの?"
私、"うーん、多分男の子だからいらなかったのじゃない?"。
リサ"良い人だったのに、ありがとうというのを忘れた。"
私"そうね。ありがとうというのは大事だから、今度会った時に言うと良いね。プナホウの生徒かもしれないし。"
この後も"良い人だったのに、ありがとうというのを忘れた。"は、何度も続いた。とても残念だったのだろう。私"良い体験をしたね、良い機会だから、これからこういう事があったら、これからはありがとうというのを忘れなうようにしようね。"この夜は寝るまで、私は微笑みっぱなし、リサの少し大きな男の子へのぽっとした心の動きが見えた。この事を根掘り葉掘り聞きたい私だが、それを抑えて、あまり刺激をしないように、それとなく聞く私だった。可愛いリサのドキドキが見えた時。こうして幸せな気持ちを育てていくリサを見て、リサの母でよかったと思う私だ。
少し体調がおかしいので、医者に薦められめずらしく検査を受けた私だった。そのせいで、結果が出るまで、どうも落ち込んでいたらしく、(この時私は自分が体調がよくないから落ち込んでいるのだと思っていた。)リサが何かと、ケアをしてくれた。検査の日は疲労が出てしまい早めにベッドに入った私に、ママ一緒に寝たくない?と聞いた。リサは私が彼女と一緒に寝たいかを聞いたのだが、私は彼女が寝たいのだと思い、、一緒に寝て良いよとリサに私のベッドに来るように言った。隣に来た後も本を読みながら、どう?と聞いていた。疲れていると言う私に、その声を聞いて、"ママいつもの声じゃないよ。"と心配するリサ。私"うん、疲れているから。"と、答える私。リサはどうも、不安だったらしく、私 の横で本を読んでいる最中も、"ママ、ここは面白いから聞いて、"と言い、私は睡眠体勢に入ると、"ママ、聞いていないじゃない。"と、リサなりに私を励まし続けながら、彼女の不安と戦い続けた。それは雪山で遭難にあった友人同士が、"寝ちゃ駄目じゃないか!"と、いう感じだ。それからも私を睡眠から起こし続けた。これで遭難した時も安心か、ということはないか、、。
それからも結果が出るまでは落ち込んでいる私に、Everything is going to be all right. You can not woory.と、リサが心配をしているときに、普段私が彼女に言っている事を、私に言ってくれた。彼女に言う事はいい加減な気持ちで話してはいけないなあとこのときに本当に思った。きちんと彼女と向き合っていて良かったなと思った。彼女を助けるという事はすなわち、私を助けるということになるのだと思った。自分が彼女に接したように、彼女も接してくれるのだ。
で、結果がOKと出ると、落ち込みも体調の不良も一気になくなった。リサも安心したようだ。あーよかった。
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